道具のこだわり
選手は 全ての野球道具に こだわりをもっています スパイク バット グラブ ミット数々の野球用具が あります その中でも 私は キャッチャーですから ミットについて話をしたいと思います。

私のキャッチャーミットのこだわり
入団7年目の春のキャンプ事です 用具メーカーのミットを作る職人さんと 直接会って話をする機会が 出来ました それまでにも 何度か電話で話をした事はありましたが 会って話をするのは 初めてでした。

ミットは 表の皮と 裏側の皮とをぬって出来ています その両側の皮を 両サイドに少しずつずらしたものを10個作って頂き その完成品を使ってみて 又 ミット職人さんと話をしました。

私が こだわり続けたのは プロ野球界の投手が スライダー シュートを投げる投手が増えてきて その球種に対応出来る ミットを作りたかったからです それは ストライクゾーンで プロ野球の投手は 両サイドの コーナー1センチ2センチの勝負をしています。 その1センチ2センチのボールを ミットを動かさず捕球し 尚且つ 審判に ストライク と 見せる為には ミットが動き過ぎてはダメなのです。 アウトコースにスライダーを投げる投手がいて そのボール何センチか外れたボールでも ストライクゾーンにミットがあれば審判の目の錯覚を利用でき 投手には ストライクを1球増やす事になります。 プロ野球の投手は その何センチかの 技術を身につける為に 日々努力をしています。 その投手の姿を見てきた 私が出来る事は その何センチ外れていても その球をストライクに見せる技術を身に付けるしかありませんし その球に対応の出来るミットが なければ どんなに捕球をするのが 上手い選手でも ミットが動いてしまいます。

私の手の形 大きさにあったミットでなければならないのです これから 野球をされる方 今 野球をやっている方でも 自分自身に あったグラブを見つける事も 上達する為に 必要な事です。

どんなテクニックを使ってストライクに見せるかと言いますと ストライクゾーン内にミットをおいたまま  何センチか外れたボールを 捕球する と言う事です 何なのか? と皆さんは思うと思います。 簡単に説明します。 基本的に捕球する時は 脇があいたまま 捕球しますと ボールの球威に押されて ミットが流されてしまいます。 それを防ぐ為には 脇をしめて捕球する事が必要になります。 脇をしめたまま手を前に出して見て下さい。 親指が真横を向き 後の4本の指は上をしていると思います。 その手の状態のまま ミットをはめようとすると 横に長いミットの形が 一番使いやすいミットの形なると思います。 『昔のミットは どちらかと言うと丸型のミットが多くありました』 そのミットを作る為には 職人さんに 私の使いたい感覚を 正確に伝えなければ ミットは出来あがりません。 この感覚を伝えるのに 2年位は かかったと思います。 そうした中で私のミットの形がそして重さといったところまで追求して 出来上がりました。
 
感覚! プロ野球選手と一般の方々の 一番の違いとも言える部分ではないでしょうか? 全てに言える事だと思いますが 感覚を 大事に 感覚がわかるまで 皆さんも頑張ってみて下さい